Fiio X7をレビューしてみた

 
※Fiio X7のレビューを書いてみた※
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どうも。こんにちは、こんばんは、YuMIMIです。
レビューを書くのが日課になったら嬉しいな……なんて思っている今日この頃、音響環境を一新したので、すかさずレビューを書きたいと思います。
日課になるくらい新製品を購入する資金があるともっと嬉しいな~なんて虫が良すぎますね。
(すぐにレビューをアップする予定でしたが、趣味よりも実益(仕事)が優先になりました。すみません(笑))
はじめに
 
◇Fiio X7を購入した動機になりますが、既に所持しているWALKMANやAstell&KernのDAPとは異なるキャラクタを求めた結果です。
脚色されていない自然な音を聴いてみたいとは常々思っていたのですが、DAPを買っても数十日から数ヶ月後には、アンプの二段重ねや三段重ねになるのでアンプが必要ない物を同時に所望していました
そこで出会ったのがFiio X7でした
◇Fiioの音質には前々から興味がありましたが、その操作性からYuMIMIの使い方には不向きだと判断し購入をしかねていました。
ファイルサイズの大きい音源が多数あるとああいったくるくるとホイールを回す操作の物は大抵悲鳴を上げるのです。筆者の使い方が悪いのかもしれませんが(試聴機でテストした限りの使い勝手なので、実際の操作に難があるかどうかは判然としません)。所持しているLotoo PAW5000もフォルダから楽曲を探すと大変な時間が必要になるので全ての楽曲をランダム再生して使用しています(その時の気分に合わせたプレイリストを作成して再生するといった使い方が出来ません。真夏の真っ盛りに突然クリスマスソングが流れるなんてこともしょっちゅうです)。
 
◇Fiio X7を目にした時にAndroid搭載端末とあって、動画視聴サービスと音楽配信サービスに多数加入していて動画も高音質で楽しみたいと思っている私には願ったり叶ったりのコンセプトの商品が登場したと思いました
 
使用環境(ヘッドホンやイヤホンなど)
 
Fiio X7本体ハイパワータイプアンプのAM5を装着
ヘッドホンはP7Wirelessを敢えて有線で使う場合(ハイレゾ対応)が殆どです。SONYのMDR-1000Xの有線を使用する場合(ハイレゾ対応)もありますが、味付けされた音になるので滅多に出番はありません。X7で使用する時は外出時や移動時(無線)、騒音時(有線と無線どちらも)のみの使用です。
イヤホン派ではないのですが、イヤホンを用いる時はSHUREのSE535ltdかUE900sの黒ケーブルを使用しています。所謂かまぼこ型の音質の物を使用しています。
期待していたこと
 
◇他社製の外部アンプを接続しないで済むこと◇
純正のアンプでは事足りずに他社製の外部アンプを繋ぎ、何段重ねにもなるのは避けたいところ。
ZX2を多段重ねにしてしまった為、動画を良い音で楽しみたいという時に手で持っているのも辛いですし、携帯性も劣ります。
◇自然な音、または原音に忠実な音であること◇
派手な音も煌びやかな音も好きですが今回はそれらの音色は求めていません原音をそのまま活かしているDAPだと良いのですが果たして?!
◇オプション購入の純正アンプがヘッドホンを鳴らし切るだけのパワーがあること◇
AM5を別途購入すれば問題ないとは思います。それでも尚、パワー不足を感じるようだと残念です。
◇本体が過度に熱くならないこと◇
様々なガジェット類やPC、DAPを試してきましたが……筆者の使い方が悪いのでしょうか、本体温度が気になるなんてこと結構あります。持てないくらい熱くなることのないDAPだと良いですね!
◇Androidの動作がある程度軽快であること◇
筆者が使用しているGalaxy Note3・Xperia Z(他比較的旧機種)自体は現行でもそれほど重い動作ではないのでしょうが、アプリ数の多さが原因なのか筆者の所有するAndroid端末やAndroid搭載DAPでは軽快な動作とは呼べる状態にありません。ここはX7に期待をしたいところです。
◇ホワイトノイズが常時鳴っている状況は避けたい◇
筆者所有のZX1の話ですが、ホワイトノイズが気になります。さほど性能の良いイヤホンを使用していなくてもホワイトノイズが乗っている状態です。ZX2では大幅に改善されましたが全くホワイトノイズがないとは言えない状況です。
Lotoo Paw5000……この子にノイズ抜きで現状の音質を期待するのは価格から考えても酷ではないでしょうか。素晴らしい音質の為にトレードオフとなったものとYuMIMIは考えています。
こうなってくると全くノイズの入らないDAPの方が希少に思えますFiio X7に期待を込めています
◇電池持ちが良いこと◇
電池持ちの良いWALKMANの最上位機種であったZX2でしたが、アンプと併用して使うようになってしまった為に、重たくポータブルとしては不向きなDAPに化けてしまいました。
単体で使えて電池持ちが良ければ言うことはありません。期待に期待をしています。
 
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期待通りだったこと
 
◇原音に比較的忠実な音がしていると思います。温かみのある音、煌びやかな音とも違う硬質な音です。
味付けされた音を好む方には合わないと思いますが、筆者の要望にはぴったりと寄り添ってくれる音でした。
◇AM5パワーアンプを接続した状態で使用してみましたがヘッドホンでも十分な音が鳴りました
◇意外な程サクサクと動くAndroid搭載デバイスだったので、ほっとしました。
RAMの容量が小さいので、アプリをたくさん入れるとなると当然容量が足りないと警告表示をされる仕様なのですが、必要な音楽配信サービス、利用出来る動画配信サービスのアプリ追加後も警告の表示もなく動きも体感で鈍くなったと感じるようなことはありませんでした。
◇本体が過度に熱くなることもない
心配していた本体温度ですが、プラスチック性のケースに入れたまま操作していて熱すぎると感じたことは一度もありません

長時間使用していてもほんのりと温まる程度です。

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期待以上だったこと
◇意外と電池持ちが良いです。此方は正直あまり期待していませんでした。
ZX2の電池持ちがバケモノ並でAKに乗り換えた時に充電サイクルは覚悟しておかなければいけないと思っていたので。
前々から評価が高く試聴を繰り返していた時にも感じていましたが、画面表示性能が良いです。
ジャケットアウト(アルバムアート)の表示に拘りのある人には特に凄く綺麗な画面なのでオススメです。
◇前述しましたが、様々なDAPでホワイトノイズに悩まされてきた筆者……ホワイトノイズの有無が気になりました。全くないとは言えませんが、殆どノイズがないと言って良いと思います
非常にクリアな音がします。イヤホンジャックにヘッドホンやイヤホンを装着する際に若干のノイズは聞こえます音楽を聴いている時にノイズが気になることはありません。期待以上です。
残念に思うこと
◇出来れば動画も高音質で楽しみたいと考えているYuMIMIです。動画配信アプリが対応しているかどうかは重要なポイントです
動画視聴の際によく利用する動画アプリのメインで利用している動画配信サービス「Hulu」が筆者の環境では利用出来ませんでした
アプリ自体の起動とログイン、観たい動画のタイトルまではたどり着けますが、いざ視聴しようとするとエラー表示画面に遷移してしまいます
Netflixでは動画の再生は出来ますが、音声が再生されません
動画をダウンロード後に再生すると問題なく、視聴が出来るのですがストリーミングが出来ない状況です。
◇肝心のアンプの取り出しに少々手間がかかる
専用のドライバーでネジを取り外す必要があります気軽にハイパワーアンプからバランス接続端子搭載アンプに切り替え、といったことが出来ません
◇ファームウェアアップデート後に「Google play開発者アプリ」の警告画面が度々表示されるようになり、実用に耐えない。Wi-Fi接続をする度に自動でインストールされてしまうようなので、自然とWi-Fi接続する機会が減りました。
※何回かのGoogle play開発者アップデートの後、警告表示はなくなりました※
まとめ

がっしりとした重厚な筐体にブルーのLEDのアクセントが栄えて見栄えも良く重量も最近のDAPにありがちな持った時にずっしりと感じる重さも気になることなく控えめな重量で縦長のスタイリッシュな本体が筆者は気に入りました

音質もフラットで硬質な音がする味付けが殆どされていない音のため、原音を忠実に再現することに拘って作られた製品のように思います。

筐体はiPhone7と並べると同じくらいの高さと横幅をしていて大きなDAPであると感じます。

 

Fiio X7の箱を開けるとあらかじめ保護フィルムとプラスチック性のケースに入っていることも好印象でした。ユーザーの手間を省いてくれているわけですね。

筆者はアンチグレアタイプの保護フィルムが好みのため張り直しましたが、箱を開けてすぐに使えるDAPです。

プラスチックケースも侮れませんmicroSDカードの着脱部は覆われていないので、SDカードの取り出しのためにわざわざケースを取り外す必要もなく、しっかりとした造りなので暫くはデフォルトケースのまま、使用しようと思います。
大満足のお買い物になったYuMIMIでした!

 

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